熱海国際交流協会

熱海で始める、できることから国際交流

TEL.0557-86-6233

〒413-8550 静岡県熱海市中央町1-1

活動報告

スリランカへ眼鏡を送る運動、580個誓欣院へ寄託しました。

「スリランカへ眼鏡を送る運動」
この運動は亡くなられた前・住職長田順海さんがスリランカで眼鏡を買うことができず困っている人のために
檀家や地域住民の協力を得て眼鏡を集めスリランカへ送ったことが始まりです。
今回はAIの会員、市民のみなさまからお預かりした眼鏡580個をAI事業スタッフが洗浄しタオルできれいに拭いて梱包したものを上宿町の誓欣院・長田明頼住職へ届けました。
当協会、中島副会長と井沢理事が住職に眼鏡を渡すと「アジアの復興が日本の復興に繋がるという思いで届けます。先代住職の遺志を継ぎ今後もこの運動を続けてほしい。」「頂いた眼鏡はスリランカの幼稚園や福祉施設に届けられます。貧富の差が激しく“眼鏡に人が合わせる”のです。」と話されました。
熱海国際交流協会では通年、眼鏡を集めています。
お家に眠っている眼鏡がありましたら生涯学習課内 熱海国際交流協会へお持ちください。 

外国籍住民の防災ミニ講座、開催しました!

市内&近隣在住の外国籍住民に防災について知ってもらおうと「防災ミニ講習会」を開きました。
熱海市防災室の大石がやさしい日本語を用いて、東日本大震災や阪神淡路大震災の被害の映像を流し、
熱海で想定される地震の規模、津波や想定される被害、日頃の備えについて説明しました。
当日は子供連れの主婦など、11人の南米、フィリピン等の出身の方々が集まりました。
熱心にメモを取る方、初めて地震被害の映像を直視して辛いとおっしゃる方もいらっしゃいました。
質疑応答では、避難所がどこか、津波がどのくらいの時間で来るのか、広報あたみの情報が聞こえにくいがどうしたら良いか、などの質問がありました。
広報あたみの放送は登録をしておけば携帯メールで受信することができることなどを説明。
2013年度も、熱海国際交流協会では市・防災室と協力して外国籍市民対象に防災ミニ講座を開く予定です。
外国籍住民の方がお友達に呼びかけ、7~10人くらいのグループを作ってくだされば開催できます。
詳しくは当協会にお問い合わせください。
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「伊豆の桜を被災地へ」プロジェクトに向けた南三陸町視察

平成25年2月4日(月)~5日(火)、南三陸町周辺の視察に参加しました。当協会があたみ桜を植える可能性のある場所を確認し、被災地の今の姿と現地の方々の声を見聴きし、プロジェクトの意義について感じ取ることが目的です。引率はJHP理事の山岡修一さん。桜の品種を研究なさっていて、やはり桜の寄贈を予定されている国立遺伝学研究所の舘野先生とご一緒しました。

多くの児童や教諭が亡くなった大川小学校、屋上まで津波に洗われた南三陸町役場の「防災対策」庁舎、大きな漁船が海岸から600m内陸まで運ばれた気仙沼の地点など、悲しい被害で広く知られるようになってしまった象徴的な場所も何箇所か訪問し、慰霊のために手を合わせました。

震災から2年近くが経ち、津波被害にあった場所では壊れた建物や瓦礫の撤去、潮をかぶり立ち枯れた樹木の伐採などが進んでいました。海岸線を車で通ると、平地には「何も無い」光景が続き、戦争直後の焼け野原の写真を思い出しました。撤去後の土地利用・都市計画についてはほとんどが未だ白紙状態のため、桜を植える場所もなかなか決まらないそうです。 

一方住民の皆さんは、生活再建に向けてゆっくりとではありますが、歩き出しています。助かった船を使って漁をしている漁師さんたちが、海から帰宅するときに家の周りに桜が見えたら嬉しいだろうと言って、当プロジェクトの桜を求めてくれています。

桜プロジェクトについては、今年度は南三陸町営神割崎キャンプ場が中心的な植樹場所となっています。町民や近隣住民の憩いの場所で、公共の土地であり、高台にあるため植えるスペースがたくさんあります。被災地の産業の将来を考えたときに観光は大きな望みであるため、木が大きくなった頃に桜の名所として多くの人が訪れてくれることに期待がかかっているようです。しかも、河津桜やあたみ桜などは開花期間が長いため、メリットが大きいのです。

こうした公共の場所以外にも、個人の家や民間の開発宅地への取り付け道路などにも伊豆の桜は植えられるとして、プロジェクトでは植樹希望場所を募っています。これまで20回以上も南三陸町を支援のために訪れている山岡さんは、私達の視察中も、顔なじみになっている住民の皆さんに手作りのチラシや河津桜祭りのパンフレットなどをあちこちで手渡しながら、「あなたのお宅にも希望があれば植えますよ」と声掛けをしていました。こうした顔の見える関係が支援には欠かせないと感じました。また被災者が今後仮設住宅から出て家を建てられるようになった際に、桜は、支援者からのお祝いにもなり、被災者にとっては大きな励みにもなりそうです。

なお、あたみ桜をこの秋に植える場所はまだ決まっていませんが、植樹の際には、なるべく熱海からも会員が参加して、現地の方々とも一緒に植えられたらいいなと感じました。

熱海国際交流協会 事務局 植田史枝

「伊豆の桜は花が長持ちしますよ!」

「伊豆の桜は花が長持ちしますよ!」

インターナショナルニューイヤパーティ2013

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1月26日(土)、いきいきプラザ7階にて熱海国際交流協会インターナショナルパーティを開きました。インターナショナルの文字通り、ペルー・ブラジル・コロンビア・タイ・ラオス・韓国・中国・イギリス・ドイツの方々が参加。約100名の方が足を運んでくださり、手作りの本格パエリア、サングリア、パスタやケーキなどを味わいました。はっぴぃ・ゆんたくの皆さんの沖縄の三線(さんしん)の演奏に始まり、最後はクリスティーナ三田さんのすばらしい歌声とアタミッシモによるラ・バンバで参加者全員が輪になって踊りとても楽しい会となりました。福引では素敵なプレゼントが当たったでしょうか。寒い中、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。Muchas gracias!

外国籍住民のための防災講座

静岡県の危機管理局の主催で、当協会の日本語教室に参加している生徒さんを対象とする防災講座が行なわれました。東日本大震災のあとに日本に来た参加者も多く、とても興味深そうに話を聴いていました。

当日の参加者は外国出身者が9人(中国、韓国、メキシコ)と、日本語教室の先生やボランティアスタッフなどでした。

コンビニの防犯カメラに映った阪神大震災の映像や、東海地震がおきたときに想定される津波のCG映像など、文字やお話だけでなく動画で見ると実感が得やすく、「地震はこわい」「できるだけ普段の生活から備えを」ということが伝わりやすかったようです。

キッズ英語教室を開催しました!

24/12/9(日)、熱海市ALTのヘルガ&コレットの先生ペアに協力いただき、去年に続き第2回目となるキッズ英語教室を開きました。

会場のマリンホール(中ホール)に市内全域から集まった子どもたち。最初は初めて顔を合わせる子もいるせいか、やや緊張気味でしたが、先生のリードで徐々にリラックス。ゲームにも熱心に取り組んでいました。

Reindeer, gingerbread man, presentなど、クリスマスにちなんだ言葉も覚えて、最後にクリスマスカードを作りました。お土産に持って帰ったカードは、誰にあげるのかな?

 

~映画鑑賞で現代中国を知る~「狙った恋の落とし方」&中国茶の会 が終了しました

24/11/26(火)に終了した事業についてのレポートです。

中国語教室の講師・福田節子先生の中国茶のお話から始まりました。

ガラス製の急須にお湯を注ぐとお花が咲くとても綺麗な「工芸茶」に興味津々。飲んでおいしい、見て美しい茶葉でした。

現代中国の男女の愛を描いて大ヒットになった映画、原題“非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)”の言葉は、ネットや新聞に掲載される結婚相手の募集広告に「ひやかしお断り」「誠実なお付き合いができる方のみ」という意味で使われます。

杭州や北海道の景色が流れる中、主人公のセリフがゆっくり話されていて、よく使われる中国語の言い回しなどとても勉強になりました。

鑑賞後は参加者の皆さんで中国の話を交わし、とても有意義な会でした。