熱海国際交流協会

熱海で始める、できることから国際交流

TEL.0557-86-6233

〒413-8550 静岡県熱海市中央町1-1

お知らせ&活動報告
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これから開催する事業についてのお知らせや、終了した事業の報告など。
うきうきする情報、お得な情報があるかもしれません。

☆当協会からのお知らせ&活動報告☆

平成26年度 理事会・総会

総会の様子

総会の様子

5月14日、熱海市役所の新しい庁舎にて総会を開きました。
団体・個人会員合わせて約50名のみなさまに出席いただきました。

26年度の事業は、今期からスタートするピーター・ソロモン講師の初級英会話、小学生国際理解講座などに加え、
ポルトガルの「フェスタ・ド・ジャポン」に参加し熱海市の国際姉妹都市のカスカイス市へお御輿を贈呈する事業があります。
「できることからはじめよう」が当協会のモットーです。
国際交流はみなさんのご協力なしには成し得ません。
日常からできる古切手、使用済みテレカ(コンビニのカードも可)、外貨コインの収集を始め、年に3回ある国際理解講座、
年1回の外国人とのふれあいの集いなど、身近な国際交流活動を始めてみませんか?
平成26年度、一人でも多くの方が国際交流に参加できるような行事を企画していきます。
みなさまのご参加をお待ちしております。

外国籍住民のための防災講座を開催しました

熱海市危機管理課の担当者がやさしい日本語を用い、地震などの災害に対してどう備えるか、どのように行動したら良いかなどを話す外国籍住民のための防災講座。
今回は中国籍住民2名、フィリピン国籍1名が参加しました。
熱海で起こる可能性のある災害についての講話や簡易トイレの使い方、食料備蓄品(セレクトセット)を見て熱心に質問をする参加者もいました。
講座の後は危機管理課職員や当協会のスタッフと情報交換、地元の避難経路や津波がくる可能性のある場所などについて確認していました。
この講座は毎年続けられる企画です。
ご希望があれば市内、泉方面、南熱海方面で出張講座を開くことも可能です。詳しくは協会へお問い合わせ下さい。DSC06177

ペルーの味を体験!

右上のコーヒーカップは紫とうもろこしのジュース。                      
右上のコーヒーカップは紫とうもろこしのジュース。

 国際理解講座のひとつとして「ペルー家庭料理教室」を開きました。今回、ペルーの本場の味を紹介してくれた方は、熱海在住23年の西岡ルイサさんです。メニューは、ペルー風チキン&ライス「アロス・コン・ポジョ」とジャガイモにチーズクリームソースをかけた「パパ・ア・ラ・ワンカイナ」、とうもろこし粉(コーンスターチ)を使ったクッキーに練乳を煮詰めたソースを挟んだデザートです。ルイサさんは、メニューを紹介しながら「ペルーでは、日曜日に家族で教会へ行き帰ってきてから、今日作ったチキンライスのような料理をみんなで食べます。ジャガイモは毎日のように食べるし、唐辛子はいろいろな種類を料理によって使い分けています。」と説明。参加者は初めて見る唐辛子(日本でおなじみの赤い乾燥した唐辛子ではなく一回り大きな黄色い生の唐辛子です。写真でルイサさんが持ってるもの。)の辛さ加減を調節しながらソースに混ぜていました。野菜をふんだんに使ったペルーの味はいかがでしたでしょうか。「熱海の人にペルーの家庭料理を紹介することができて本当に嬉しい!」とルイサさん。私たちも遠いペルーの味を楽しみペルーのことをもっと知りたくなりました。ルイサさん、ご参加頂きましたみなさま、どうもありがとうございました。Con mucho gusto, gracias! 

ルイサさんの持っているのがペルーのチリ(唐辛子)

ルイサさんの持っているのがペルーのチリ(唐辛子)

イヤーエンドパーティ2013

インターナショナル・イヤー・エンド・パーティ、市内外在住外国籍住民との交流のパーティも今年で18回目を迎えました。ペルー、中国やフィリピン、ブラジル人、地元の子供たちを合わせ約150人が参加、ピアノの弾き語りから始まり、昨年より人気の琉球三線のグループ「はっぴぃ ゆんたく」による演奏、フラダンスチームの「花は咲く」のダンスやラテンバンドによる生演奏で盛り上がりました。テーブルにはパエリアやオードブル、おでん、手作りのデザートが並び、軽食とパフォーマンスを楽しみながら交流を深めました。

アタミッシモのラ・バンバでノリノリです

アタミッシモのラ・バンバでノリノリです

はっっぴぃ・ゆんたくのみなさん

はっっぴぃ・ゆんたくのみなさん

フラ・ハラウ・オ・ハレプメの下村先生と門下生によるフラダンス

フラ・ハラウ・オ・ハレプメの下村先生と門下生によるフラダンス

「ルワンダを知ろう」を終えて

 

 

ルワンダの縄跳び s-DSC05695

 

 

 

 

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小学生国際理解講座「ルワンダを知ろう」

今年の小学生国際理解講座は第一小学校の学童クラス、エンゼル・クラブの馬場先生にご協力を頂き、学童児童を対象に同小学校の食堂で行いました。
講師はNGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクトの代表ルダシングワ真美さんとガテラさんご夫妻です。
「アフリカ・ルワンダを知ろう」をテーマにルワンダの生活や自然から内戦のことまで幅広く学びました。クイズの一問目は「日本からルワンダまで飛行機で行くと何時間かかるでしょうか?」という質問。「5時間かかる!」「5時間は短いから・・・10時間!」、次々と元気な答えが聞こえてきました。途中バナナの木の皮で作られたボール、縄跳びの縄や牛乳を入れるボトルの感触を楽しむ場面も。
義肢を作っている話、足や手を失った人々のスライドが写し出されると子供たちは真剣な表情で見入ってました。
ガテラさんたちが持ってきてくれた本物の義足は子供たちの足よりずっと大きく重いものに感じられたようです。

最後に真美さんとガテラさんは、「ルワンダで紛争が起こったとき、昨日まで仲良しだった人が悪魔になって斧で人を殴ってしまうんだよ。」
「今は戦争が終わりルワンダは平和です。しかし、戦争で足や手を失った人はたくさんいます。義足は何年かすると壊れてしまいますから作り直さなくてはならない。今日、私たちがルワンダで義足を作っていることを聞いて、将来みんなが大きくなった時、人の役に立つことをして欲しいと思います。」と語られました。
お礼に、子供たちから真美さんたちへ「Murakoze(ムラコゼ)」(ルワンダの言葉で「ありがとう」の意味です)とご挨拶。
帰り際、ガテラさんの髪を引っ張ったり大きな手に触れる子、真美さんへ質問を投げかける子の姿も見えました。真美さん、ガテラさんのHPはこちら→http://www.onelove-project.info/