9月29日(日)日本とポルトガル友好470周年を記念し「ファド」コンサートを、起雲閣で開催しました。
120人の聴衆の中には横浜から駆けつけた熱心なファドのファンの方もいました。
ファドを歌う歌い手はfadista(ポルトガル語ではファディシュタ、と発音します)と言い、舞台に立つ女性の歌い手は黒い衣装をまとうのが一般的です。前半は黒いドレスが印象的な歌い手、三木麻衣子さんと高柳卓也さんが「サウダーデ」など2曲、
後半はポルトガルギター奏者、月本さんと高柳さんの軽快なトークを交え、ポルトガルの哀愁に満ちたファドの歌声を楽しみました。アンコール曲は”Roseira, Botao De Gente” (愛の蕾)、この「Botao」という言葉は日本語のボタンの語源で、①ボタン、②蕾と二つの意味があるそうです。「ポルトガルと熱海、どちらも人の心を掴んで離さない魅力がある街、いつまでもそんな街であって欲しい。」という高柳さんの気持ちが込められた一曲に大きな拍手が送られました。
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