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姉妹都市 サンレモ市(イタリア共和国)について

熱海市とサンレモ市は、国際姉妹都市で結ばれてから2006年で30年がたちました。元駐在員の雨宮紀子さんが「AI通信22号」に寄せてくれたサンレモ便りです。


久しぶりにサンレモに出張で行ったのは昨年の2月だった。再訪は5、6年ぶり。列車が着いた駅がトンネルの中にあり、ホームから出口までの1km近くを、空港にあるような動く通路を歩いて外に出る。だいぶ前から建設されると聞いていた、山側に新しくできたモダンなサンレモ駅だった。
新しい駅から中心街への街並みはもちろん変わっていないが、花市場があった建物がコンベンションホールになるため建築中で、カジノのスロットマシーンが移転して入るとタクシーのおじさんが教えてくれた。

北のミラノなどから年金生活に入った高齢者が移住して住民になっている。移住者の多くはセカンドハウスを持っていた人たちで、そこを本宅にして住むのだ。そのためか、観光シーズンではないのに、なんとなく人通りが前より多く感じられる。

夏にはアメリカやヨーロッパからの大型ヨットが停泊し、でも、漁船用の港も残されている。フランスのコート・ダジュールからは車でも数時間で来られるので、サンレモのメインストリートにショッピングに来て、伊勢エビ、オマール、シラス、マトダイなどのイタリアンを食べて帰るフランス人も多かった。

イタリアにはカジノが4つあり、サンレモのカジノはクラシックな佇まいで訪れる価値がある。しかも、レストランが大改装されてシックだった。新装オープンの最初の年は、TV出演もして有名になったシェフのヴィッサーニのメニューを出したと聞いてびっくりしたが、東京でも名高いアンティカ・オステリア・デル・ポンテのシェフであるサンティンのメニューを取り上げていたのには、意欲的なことにまた驚いた。この時に賞味した生に近い鰯の前菜もよかったし、食材の組み合わせも盛りつけも有名シェフの技を楽しめ、サンレモの新しい食のスポットになったことは間違いない。

ここ数年、真夏のイベントで定着してきたのは、サンレモのあるインペリア県とサヴォーナ県のリゾート地の広場で、7月から8月の夜に行われる「ツーリスト・スター」とでもいうコンクールだ。歌、ダンス、物真似、お笑い小話(バルゼッレッテ)、そういう才能のある、2県のリゾート地に滞在しているヴァカンス客なら誰でも参加できる。
審査で各地で2人選ばれ、9月3日のフィナーレに出場、優勝者が決まる。2003年の優勝者は北のトリノから来ていたサラリーマン、昨年もまた北イタリアから来た、わずか6歳の男の子だった。
11ヶ所のリゾート地のうち、優勝者が出演したリゾート地が「夏の街・チャンピオン」になるというのも面白い。協力するメディアは、新聞のラ・スタンパ、ローカルTVやラジオ、それに花栽培業界のURLもオン・ラインでコンクールを報道する。(2005年8月 AI通信Vol. 22より)
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「イタリア猫の小言と夢」

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姉妹都市 サンレモ市との交流記録
年月日 内容
昭和51年11月10日 姉妹都市調印式典
昭和52年 3月 5日 サンレモ音楽祭に熱海太鼓出演
昭和52年 6月 6日〜 6月16日 熱海市親善使節団サンレモ市を答礼訪問 45名
昭和52年12月11日 提携1周年「熱海サンレモ音楽祭」を開催
昭和56年11月 4日〜11月15日 提携5周年を記念し熱海市親善使節団サンレモ市を訪問 25名
昭和62年10月20日〜10月30日 熱海市親善使節団サンレモ市を訪問 40名
平成 3年10月10日〜10月12日 熱海市親善使節団サンレモ市を訪問 55名
(姉妹都市提携15周年)
平成 4年 3月26日〜 3月28日 熱海少年少女合唱団がサンレモ市を訪問 47名
平成 9年10月 8日〜10月17日 熱海市親善使節団サンレモ市を訪問 35名
平成18年 9月16日〜 9月18日 熱海国際交流フェスタにて、姉妹都市提携30周年を記念して、サンレモカフェおよびパネル展を実施
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